ひったくりの被害

ひったくりにあわれた人から鍵を作って欲しい、鍵を交換して欲しいという相談を受けることがあります。
ひったくりにあってしまうと金品の実害もありますが、当事者の個人情報や大切な思い出の品なども盗まれてしまうことになり、大変なショックを受けてしまいます。
カード類など再発行にも労力や費用がかかりますし、精神的なショックは大きいと思います。
また、事件の際に突き飛ばされたりしてケガをされるお客さんも少なくはありません。

盗まれるもののなかに鍵も含まれます。
自宅の鍵を盗まれてしまったらそれを悪用して侵入されないようにすみやかに鍵の交換をしておかなくてはなりません。

ひったくりをするような人なら手に入れた鍵を使ってさらなる悪事を働いたとしてもなんらおかしくはありません。
普通は鍵だけ盗まれたとしてもどこの鍵なのかわからないので悪用される可能性も少ないですが、鞄の中のその他の所持品から持ち主の住所を割り出し、鍵を使って住居に侵入してくる可能性があります。

ひったくりに遭いやすいタイミングは夜間の帰宅時や両手がふさがっている買い物帰りの時などです。
また、給料日後は道行く人の所持金が多いとかんがえられるのでひったくり事件も多くなります。
特に銀行やATMから出てきた人はひったくりに狙われやすいです。
そのようなときには周囲に十分気をつけて下さい。
かばんは道路側の手で持たずに、夜間歩くときは周囲に気を配りましょう。イヤホンで音楽を聞いている時なども油断しやすいので注意が必要です。