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車の鍵トラブル

鍵屋をしていて、車の鍵トラブルに対応することもよくあります。
車の鍵で一番よくあるのがインロックトラブルです。
インロックとは車の鍵を車内にいれっぱなしのままドアをしめて閉じ込めてしまうというものです。

先日も車の中に鍵があるのでとってほしいという連絡がありました。
車はトヨタのセダンでした。車の中に鍵があると言われたのでインロックかと思ったのですが、そうではなくて運転席側のドアの内側に鍵を落としてしまったのだそうです。
ウィンドウとドアの隙間に鍵を差し込んでいたらそのままドアの内部に鍵を落としてしまってドアが開けられなくなったということでした。
車は家族に借りたものだそうで、本当に困っていたところだったようです。

とりあえず事態は飲み込めたのでまずはインロック解錠をして、その後運転席ドアの内張りをとりはずし、水よけを剥がしてドアスチールの底をみたらそこに鍵があるのを見つけました。

鍵屋をやっていても、なかなかこのようなことは遭遇しないので珍しい鍵トラブルでした。
しかし、無事に鍵を取り出すことができてよかったです。

ちなみに、最近の車の内張りははめ込み式が多いのでパワーウィンドウコントロールボックスを外すときに無理に引き抜くと破損する可能性があり、注意が必要です。

HONDA車の鍵

HONDAのイモビライザー装備の車の合鍵について依頼されることがしばしばあります。
お客様の中にはイモビライザーの意味をあまり理解していない人も実は多いのです。
イモビライザーというのは鍵に組み込まれている電子チップのIDコードが車両側のコントローラーに認められないとエンジンをかけることができないというものです。

このようなことはよほど車好きじゃないと知らなかったりします。専門用語を使って説明すると伝わらなかったりもしますのでできるだけわかりやすく伝えるように気をつけています。

イモビライザーに関して気をつけなくてはいけないことがふたつあります。
一つ目は納車と同時に引き渡されるPINコードというパスワードが記載されたカードを大切にとっておくことです。
このパスワードは追加キーを作成するときに必要になるものです。覚えておくか、カードをちゃんと保管しておくようにして下さい。

ふたつめはメカニコキーを使用している人向けです。
サーフィンをしている人などはドアだけ開けらられてエンジンがかからないメカニコキーを使用している人が多いかと思います。
その鍵を間違ってイグニッションにさしてしまわないように注意して下さい。
もし間違って回してしまったら30秒以内オーナーキーでリセットをしてください。車種によっては誤作動を起こす可能性があります。

ひったくりの被害

ひったくりにあわれた人から鍵を作って欲しい、鍵を交換して欲しいという相談を受けることがあります。
ひったくりにあってしまうと金品の実害もありますが、当事者の個人情報や大切な思い出の品なども盗まれてしまうことになり、大変なショックを受けてしまいます。
カード類など再発行にも労力や費用がかかりますし、精神的なショックは大きいと思います。
また、事件の際に突き飛ばされたりしてケガをされるお客さんも少なくはありません。

盗まれるもののなかに鍵も含まれます。
自宅の鍵を盗まれてしまったらそれを悪用して侵入されないようにすみやかに鍵の交換をしておかなくてはなりません。

ひったくりをするような人なら手に入れた鍵を使ってさらなる悪事を働いたとしてもなんらおかしくはありません。
普通は鍵だけ盗まれたとしてもどこの鍵なのかわからないので悪用される可能性も少ないですが、鞄の中のその他の所持品から持ち主の住所を割り出し、鍵を使って住居に侵入してくる可能性があります。

ひったくりに遭いやすいタイミングは夜間の帰宅時や両手がふさがっている買い物帰りの時などです。
また、給料日後は道行く人の所持金が多いとかんがえられるのでひったくり事件も多くなります。
特に銀行やATMから出てきた人はひったくりに狙われやすいです。
そのようなときには周囲に十分気をつけて下さい。
かばんは道路側の手で持たずに、夜間歩くときは周囲に気を配りましょう。イヤホンで音楽を聞いている時なども油断しやすいので注意が必要です。

自転車の鍵紛失

鍵屋と言えど、鍵を紛失してしまうことがあります。
わたしは以前自転車の鍵を紛失したことがありまして、その時はすごくがっかりしました。

自転車の鍵を紛失して困っている人のために役に立つように、今回の記事では自転車の鍵を紛失したときの対処法について紹介しておきたいと思います。

自転車の鍵を紛失した場合には合鍵屋さんで鍵を作成してもらうことができます。
しかし、鍵を作ってもらう時には確かな身分確認や所有者確認ができないと鍵を作ってもらうことはできません。
鍵がないと言っている人にだれでも彼でも鍵を作っていたら簡単に自転車を盗むことができてしまいます。そんなことがないように、鍵屋ではきちんと身元確認を行ってから作成しているのです。

自転車は道交法により軽車両だと定められているのです。
だから、自動車と同じように確認作業が必要となるのです。
このような確認作業をされるのが面倒ですし、費用もかかってもったいないと思われるのであれば簡単な鍵であれば自分で鍵を取り外して新しい鍵に付け替えてしまったほうが楽です。

ママチャリなどの安い自転車であれば自分で鍵を取り外して自転車屋さんで新しい鍵をつけてもらうことが簡単にできます。

しかし、最近流行っているような高級自転車や数万円する電動アシスト自転車であればそれなりの装備がされていると思うので自分ではどうしようもありません。

身分証と車両確認のための書類を持って鍵屋にお願いしましょう。